菊花茶は一両十元でした。一両は中国の単位で、十両=一斤=500グラムです。最初は慣れなくて戸惑いましたが、ビスケットの量り売りも、栗の量り売りもみなこの単位を使います。何グラムという単位はまったく通じません。
菊花茶の葉は菊の花を干しただけのもので、とてもお茶の葉には見えません(だからこそ、気持ちが悪くて、買う気がしなかったのですが)。しわしわにしぼんだ薄汚い感じの枯れ花です。
ところが、これにお湯を注ぐと、花がぱっと開いて、とても美しいのです。そして、味もほんのりと甘く、色もうっすらと黄色で、とてもよい味です。
写真は沈香花茶を少し混ぜてしまったので、本来の菊花茶ではありませんが、開いた菊花の美しさは伝わるのではないかと思います。
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