2009年4月18日土曜日

菊花茶




 先日、外で飲んだ菊花茶がきれいで、おいしかったので、ぜひ家でも飲みたいと思って、今日は買いにゆきました。軽工市場というところで、雑貨やお茶のお店がたくさんあります。
 菊花茶は一両十元でした。一両は中国の単位で、十両=一斤=500グラムです。最初は慣れなくて戸惑いましたが、ビスケットの量り売りも、栗の量り売りもみなこの単位を使います。何グラムという単位はまったく通じません。

 菊花茶の葉は菊の花を干しただけのもので、とてもお茶の葉には見えません(だからこそ、気持ちが悪くて、買う気がしなかったのですが)。しわしわにしぼんだ薄汚い感じの枯れ花です。
 ところが、これにお湯を注ぐと、花がぱっと開いて、とても美しいのです。そして、味もほんのりと甘く、色もうっすらと黄色で、とてもよい味です。

 写真は沈香花茶を少し混ぜてしまったので、本来の菊花茶ではありませんが、開いた菊花の美しさは伝わるのではないかと思います。

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