2009年5月3日日曜日

またまた上游1072


 また、蒸気機関車の写真です。飽きっぽいわたしですが、なかなか飽きません。 蒸気機関車の顔の写真が撮れるとうれしい気持ちになります。巧拙はともかく。おしりの写真は・・・

 蒸気機関車は前と後ろではまったく表情が異なります。そして、魅力的なのはやはり、おしりより顔です。そして、顔の写真ですが、案外、撮影するのは難しいのです。

 まず、おしりを向けて走っていることが少なくありません。 なぜだかわかりませんが、上游1072も基本はおしりを向けて走ります。ですから、顔を撮るのがとても難しいのです。

 そして、顔を向けて走ってきてくれても、逆光では今ひとつ顔が暗くなってしまいます。顔を明るくするためには、やや不自然な露出過多を強いられることになります。

 さらに、蒸気機関車の写真を撮ってみて気づいたのですが、なんといっても煙突からもくもくと上がる煙が魅力的で、これを写さない手はありません。

 でも、煙は気温の低い冬でないと、なかなかもくもくとは上がりません。ところが、冬はすぐに暗くなるし、光が弱いので、順光でない限りは綺麗に撮れないのです。

 わたしは走っている電気機関車や電車の写真には、さして興味がなかったのですが、それは景色の中でぴたりと静止しているように見えるからなのです。止まっているところを撮った写真と、さしたる違いはなく、単に景色が加わるだけではないかと思っていました。流し撮りなどの写真を見ても、躍動感はさして伝わらず、漫画のようで今ひとつ好きになれませんでした。

 その点、動いている蒸気機関車の写真は違います。もくもくと流れる煙のおかげで、躍動感が伝わってきます。

 ただ、わたしは高級な良い写真機を持っているわけでも、腕が良いわけでもないので、自分で撮ったところで意味はないのですが、上のようなことに気づきはしたわけなのです。

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