2009年5月7日木曜日

奶油饼干

  わたしが気に入っているビスケットです。わたしは一度気に入ったたべものは、しつこく長期間食べ続けます。そして、飽きます。 このビスケットはまったく飽きません。

 奶油饼干(奶油餅乾)はクリームビスケットのことで、クリームが練りこんであるおいしいビスケットです。一ヶ月以上、買ってはたべております。カロリーの高そうな甘いビスケットです。 このビスケットは量り売りで、わたしはいつも3两(150g)を量って貰っています。値段は5元です。

  我喜欢的习惯是吃饭之后边喝咖啡边吃甜食. 每隔一天我就去某某商店附近的某个店买饼干. 我每次买三两的饼干, 一共五块钱.

  服务小姐已经记住我了, 她看到我,马上给我三两的饼干, 这是老规矩. 可是问题是, 我原来要买的是奶油饼干, 但是她每次给我三两的奶油饼干和黄油饼干, 她就是不听我的要求, 而是混合几种饼干.

  拿我来说, 奶油饼干好吃, 黄油饼干不太好吃, 所以我希望他不要给我混合饼干. 最近几次我对他说: "我要奶油饼干". 她笑一笑, 点头, 然后给我混合的饼干, 我的话都没有效果, 真是无可奈何.

  我想她一定喜欢奶油饼干, 她每天工作完了以后, 剩下的商品就可以吃完, 所以她故意地剩下. 如果那是她的唯一的快乐, 我就可以放弃三两的奶油饼干, 她很亲切, 在世界上还有别的甜食.

2009年5月6日水曜日

さらに上游1072


 以前撮った写真です。好可愛。我ながら病膏肓です。冬だともっと煙が綺麗に上がるのですが・・・もっとも、その場合、光が少ない上に逆光なので、色は変になるのですが・・・


 我喜欢蒸汽机车,西安的老爷车是特别喜欢的, 她叫《上游1072》, 生于1975年. 2005年10月28日凌晨6时,《上游1072》突然出轨, 以后她退休了.

 幸亏她2007年复活, 但是再退休了。2009年2月, 她的同伙上游1471报废了, 所以她替上游1471继续工作。
http://bbs.hasea.com/thread-24846-1-1.html

2009年5月4日月曜日

房子


 房子は人の名前ではなく、中国語で家のことです。

 根無し草のわたしは、家にひどく憧れます。一生同じところに住み続けることが理想です。もちろん、そこは美しく、快適な家であることが必要です。

 それは、どんな家かというと、上の写真のような家です。

 もっとも、この写真の家の現実は厳しく、なにしろ都市からものすごく離れていまして、不便のきわみです。買い物もままなりません。そして、少しぼろぼろですから、補修がかなり必要です。あれやこれやを考えると、あまり理想の家ではないのですが、菜の花が囲む静かな家のたたずまいは大いに気に入りました。

2009年5月3日日曜日

ご教示賜りたく




 この絵は中国に来て以来、あちこちで見かける絵です。本の挿画に使われていることもありますが、作者の名前がありません。とても印象的な画風です。作者が分からないのですが、どなたかご存知でしょうか?

 我对这个画儿很有兴趣,可是我不清楚作者的名字,请教一教。

聚散兩依依


 《聚散兩依依》という映画を見ました。1981年の台湾映画です。題名は訳しにくいのですが、「出会いと別れ名残り惜しく慕わしい」というような感じです。原作は瓊瑤(琼瑶)の同名の小説です。下の写真は、主演の呂秀菱(1962-)です。呂秀菱はピアノと琵琶の名手だそうです。

 瓊瑤(1938-)は台湾出身の女性作家です。悲恋を描くのに巧みで、数々の作品が映画化やテレビドラマ化されています。  小説の悲恋に感情移入して、自殺する若者も少なくなかったそうで、瓊瑤は中国の悲恋物語作家の代表者でもあります。


 《聚散兩依依》は主題歌が美しい映画でした。悲恋ではあるのですが、結末は明るい映画です。

 また、《阳光灿烂的日子》という映画も見ました。1994年の香港・大陸の映画で、題名は「陽光燦爛の日々」という意味で、文化大革命の時代の思春期の少年少女の姿を描いた映画です。 原作は王朔の小説《动物凶猛》です。

 文化大革命を扱った映画というと、《活着》のような暗い映画を想像しましたが、この映画は暗い映画ではなく、あくまで少年少女を描いた作品でした。 原作は読んでいませんが、暴力と欲情を描いており、映画はその部分は取り去ったもののようです。

 上の写真が、主演の宁静(寧靜)(1972-)です。彫りの深い顔立ちですが、貴州省出身で少数民族との混血だそうです。

またまた上游1072


 また、蒸気機関車の写真です。飽きっぽいわたしですが、なかなか飽きません。 蒸気機関車の顔の写真が撮れるとうれしい気持ちになります。巧拙はともかく。おしりの写真は・・・

 蒸気機関車は前と後ろではまったく表情が異なります。そして、魅力的なのはやはり、おしりより顔です。そして、顔の写真ですが、案外、撮影するのは難しいのです。

 まず、おしりを向けて走っていることが少なくありません。 なぜだかわかりませんが、上游1072も基本はおしりを向けて走ります。ですから、顔を撮るのがとても難しいのです。

 そして、顔を向けて走ってきてくれても、逆光では今ひとつ顔が暗くなってしまいます。顔を明るくするためには、やや不自然な露出過多を強いられることになります。

 さらに、蒸気機関車の写真を撮ってみて気づいたのですが、なんといっても煙突からもくもくと上がる煙が魅力的で、これを写さない手はありません。

 でも、煙は気温の低い冬でないと、なかなかもくもくとは上がりません。ところが、冬はすぐに暗くなるし、光が弱いので、順光でない限りは綺麗に撮れないのです。

 わたしは走っている電気機関車や電車の写真には、さして興味がなかったのですが、それは景色の中でぴたりと静止しているように見えるからなのです。止まっているところを撮った写真と、さしたる違いはなく、単に景色が加わるだけではないかと思っていました。流し撮りなどの写真を見ても、躍動感はさして伝わらず、漫画のようで今ひとつ好きになれませんでした。

 その点、動いている蒸気機関車の写真は違います。もくもくと流れる煙のおかげで、躍動感が伝わってきます。

 ただ、わたしは高級な良い写真機を持っているわけでも、腕が良いわけでもないので、自分で撮ったところで意味はないのですが、上のようなことに気づきはしたわけなのです。

请小心 お気をつけて

 ご覧の通りの光景で、少し危ないです。ただ、高速列車がやってきたのを見計らって、線路と線路の間に横たわって、そのまま列車が走り去るのを線路と線路の間でじっと待つ、という大胆な度胸試しをする欧米人には到底かないません。さすが、世界を制覇した民族だけのことはあると思います。


2009年5月2日土曜日

蓝紋奶酪


 蓝紋奶酪を買いました。青かびチーズです。31元ですから500円くらいでしょうか。

 西安には西洋料理店は日本ほど多くはありません。そして、とても値段が高いのです。さらに、それほどおいしくもないように思います。

 日本は日本料理(牛丼やカツ丼といった折衷食を除く)をたべるのは比較的困難で(値段が高く、店も限られる)、西洋料理をたべるのは簡単だという不思議な国になってしまいましたが、そういった国はほとんどないので、中国ではどうしても中華料理をたべることになります。

 もちろん、中華料理はどれもこれもおいしく、また中国は広大な国で各地の名産料理がありますから、本当に色々な料理があります。ですから、困ることはないのですが、それでも育った国の料理ではありませんから、日本でたべていたものが恋しくなることもたまにはあるわけです。

 日本の西洋料理は西洋の方はどう思うかわかりませんが、素晴らしい水準にあると思います。ファミリーレストランの洋食はともかく、一般的なお店はそこそこよい水準を保っていると思います(西洋とまったく同じ味を再現している店となると、限られるかもしれませんが)。

 ところが、西安の洋食は店も少なく、それほどおいしくないと思います。もちろん、目の玉が飛び出るような値段の店はそれなりにおいしいということは言えます。

 わたしは洋食がたまに懐かしくなります。日本食よりも懐かしく思うことが多いのです(おなかをこわした時だけ、日本食が懐かしくなります)。ですから、おいしい洋食がたべたいのです。でも、高い店で二十日間の食費を一回分に蕩尽する気にはなれません。それは、いくらおいしい店だと言っても、不遜を覚悟で言えば、値段に釣り合うほどおいしいとは思いません(すみません)。

 そこで、鐘楼の下にある輸入食品のお店で、チーズだけ買ってみることにしました(そこには、西安では本当に珍しい外国産葡萄酒もあります)。ドイツから輸入したもので、値段も無茶に高くはありません。

 おいしいチーズに葡萄酒もほしくなりましたが、昨日、油の悪い店に入って食あたりを起こして、一晩呻吟しましたので、しばらくは胃を痛めるものはおあづけです。

2009年5月1日金曜日

鯨魚溝


  鲸鱼沟(鯨魚溝)はくぢらの形をしてゐます。さうして、そこは「菜の花」の名所です。「菜の花」は中国語では「油花と」いふのですが、目的に特化した呼び名です。油が取れるわけですね。

 日本語の「菜の花」といふ名もさうですね。たべものなのですね。どちらかと言ふと、わたしは「菜の花」といふ名が好きです。音が可憐です。「油花」はヨウファと読みますが、こちらも音は悪くありません。ただ、字が一寸・・・べたべたしてゐさうです。

 ちなみに、中国語にも「菜花」といふものがあります。カリフラワーのことです。これの炒め物のおいしいことと云つたらありません。わたしは、カリフラワーは嫌ひだつたのですが、好きになりました。

 馬にも乗りました。馬はあたたかくて、動物に乗っていると実感できました。

薔薇島嶼


  薔薇が咲きました。

 今日は労働節でお休みです。三連休ですが、わたしは残念ながら室内で残務の仕事をせねばなりません。もっとも、昨日バスの混雑について書きましたが、休日(とくに連休は)のバスは本当に混むので、いつもあまりどこかにでかけることはありません。

 わたしの寓居の庭に薔薇が咲きました。とても美しいです。

 わたしは花にはあまり興味がなく、植物でしたら葉っぱにこだわります。緑あざやかなゴムの木の葉っぱなど、とくに大好きです。もちろん、葉っぱの変化型であるサボテンも大好きです。

 ただし、薔薇だけは別格です。

 川崎市にある薔薇園には何度か訪れましたし、薔薇十字団についての本も読みましたし、ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』も佐藤春夫の『病める薔薇』も読みました。 ルデゥーテの『薔薇図譜』もほしいのです。

 マイク真木のばらが咲いた・・・はどっちでもよいですし、薔薇族でもないのですが、とにかく薔薇は別格です。

 また、「薔薇薔薇處處開」という昔の歌も大好きです。日本語訳の歌を、渡辺はま子が歌っています。渡辺はま子といえば、「蘇州夜曲」、「支那の夜」が有名です。また、女性初の自動車免許取得者でもありましたっけ。

薔薇薔薇處處開
青春青春處處在
擋不住的春風吹進胸怀
薔薇薔薇處處開

天公要薔薇處處開
也叫我們盡量地爱
春風拂去我們心的創痛
薔薇薔薇處處開

春天是一個美的新娘
滿地薔薇是她的嫁妆
只要是誰有少年的心
就配做她的情郎

薔薇薔薇處處開
青春青春處處在
擋不住的春風吹進胸怀
薔薇薔薇處處開